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  • 養殖サンゴ移植・調査研修

     今年もアクアリウム学科の有志(7名)が養殖サンゴを移植・調査するため、沖縄県・石垣島へ3泊4日の研修に行きました。同行した研究科生の植田君にレポートしてもらいました。

     

    =出発前の準備=

    サンゴ取り出し作業 5.5tサンゴ水槽から取り出した養殖サンゴ
    養殖サンゴの取り出し作業

     今年の養殖サンゴは、例年以上に大きく成長してくれました。一個ずつ慎重に5.5tサンゴ水槽から取り出していきます。

     

    パッキング作業 箱詰めされた養殖サンゴ
    意外に苦戦したパッキング作業

     サンゴが大きいため、パッキングがやりにくそうです。しかも運搬用の箱に入る袋の数が限られており、ある程度同じ種類のサンゴを詰め、折らないように慎重にパッキングと箱詰めをしました。でも、パッキングをしていて袋に穴が開き、何回かやり直しをしました・・・。

     

    養殖サンゴを見つめる1年生
    お別れが近くても・・・

     穴が開いてないか確認中・・・。ではなくて、自分たちが育てた綺麗なサンゴと、もうすぐお別れになるのを、しみじみと感じている様子。

     

    =サンゴ移植・調査開始=

    サンゴ移植・調査へ向かう船上にて サンゴ移植・調査へ向かう船上にて
    サンゴ移植・調査へ向かう船上にて

     いざ、沖縄県・石垣島の沖、サンゴの移植地へ! あいにく曇りの天気でしたが、そんなの関係ない!とばかりにはしゃいでいます。(船酔いは除く。)久々のダイビングということもあり、待ちきれない様子が伝わってきました。

     

    テーブルサンゴと学生達 テーブルサンゴと学生達
    テーブルサンゴと学生達

     今年は新しいサンゴ移植地に変更され、こういったテーブルサンゴがあったのが驚き。間違ってもフィンで蹴らないように注意しながら、養殖サンゴを持って作業に取り掛かります。
     作業では、最初に山本学科長とアシスタント2名で養殖サンゴを固定するボルトの埋め込みをしました。が、岩盤が思いのほか硬く、ドリルのエアーホースに穴が空いたり、ボルトの埋め込みがうまくいかず、使えなくなってしまったりと、トラブルが・・・。しかし、何とかボルトを埋め込み、いざサンゴを固定へ。

     

    サンゴ移植作業中 サンゴ移植作業中
    サンゴ移植作業中

     慣れない水中での作業に悪戦苦闘。水深も浅めで強い波の影響を受け、あっちへゆらゆら、こっちへゆらゆらと、海草のようにゆらゆら。それでも一本一本丁寧にボルトへ固定していきます。

     

    移植した養殖サンゴ 移植した養殖サンゴ
    サンゴ移植作業完了

      ボルトに固定され、移植された養殖サンゴ達。また会える日まで、頑張って育て! 今のところ生存確率は非常に低くはありますが、決して0ではない。0でないなら、決して無駄にはならない。それならこの移植地に、いつか「サンゴの森」が取り戻せる日がくればいいなぁ、と思います。

     

    =ダイビング中に見られた生物達=

    サカサクラゲ マダラエイ
    サカサクラゲとマダラエイ

     エイはすぐさま逃げていってしまって残念。もうちょっと近くまでよって観察したかったなぁ。サカサクラゲはよく見つけたなぁと思うほど小さく愛らしかったです。

     

    コブシメの産卵シーンを観察
    コブシメの産卵シーン サンゴの隙間からのぞくコブシメの卵
    コブシメの産卵シーンを観察

     移植地とは違って水深が深い、ダイビングツアー。水深は15m前後です。ダイビング中に運良くコブシメというイカの産卵シーンを見ることができました。丸いコブみたいになったサンゴの塊の中に卵を産み付けていました。分かりにくいですが、サンゴの隙間からのぞく白いものが卵です。水中では、光の屈折によって実際より大きく見えますが、それにしてもこの時見たコブシメは大きかった! 恐らく1mはあったでしょう。貴重なシーンを見ることができて感激でした。

     

    雄大な海中景色 千葉科学大学の皆様と一緒に集合写真
    雄大な海中景色 千葉科学大学の皆様と一緒に集合写真

     左は、ダイビング中に雄大だと思って撮った写真。船のアンカーをつなぐ縄が写っていて、ちょっと残念。次こそはもっといい写真を撮るぞ!
     右は、地元海人さんのご家族と研修参加者の集合写真です。今年も地元海人さんのご協力の下、無事にサンゴ移植・調査研修が終わり、この場をお借りして、お世話になった皆様にお礼申しあげます。また、今回一緒に研修をした、千葉科学大学の先生方や学生の皆様にもまた会える日を楽しみにしています!

  • 動物看護学科・アクアリウム学科・動物系総合学科研究科 卒業研究合同発表会&基調講演

     動物看護学科、アクアリウム学科、動物系総合学科研究科の合同による卒業研究発表会が岡山理科大学 第25号館8F 理大ホールにて開催されました。また、広島市安佐動物公園 園長の福本幸夫 先生(獣医学博士)を講師にお迎えして基調講演が行われました。

     

    〜卒業研究合同発表会〜

     動物看護学科2年の全16グループ、アクアリウム学科の選抜2グループ、動物系総合学科研究科の選抜1グループがそれぞれ発表を行いました。発表会の終わりに表彰式が行われ、優秀な発表を行った次の3グループが表彰状と副賞を授与されました。

     表彰を受けた3グループ

    「ウサギ天然孔周囲の細菌糞と接触後の手洗い効果」 動物看護学科2年 福田・竹久・杉本・大樂グループ

    「ウサギ天然孔周囲の細菌糞と接触後の手洗い効果」
    動物看護学科2年 福田・竹久・杉本・大樂グループ

     
    「犬の白内障の看護と日常生活」 動物看護学科2年 林・平田・森藤・村川グループ  「犬の白内障の看護と日常生活」 動物看護学科2年 林・平田・森藤・村川グループ

    「犬の白内障の看護と日常生活」
    動物看護学科2年 林・平田・森藤・村川グループ

     
    「焼成牡蠣殻の殺菌」 アクアリウム学科1年*、動物系総合学科研究科** 鹿児島**・阿部・井野・川畑・島本*グループ  

    「焼成牡蠣殻の殺菌」
    アクアリウム学科1年*、動物系総合学科研究科**

    鹿児島**・阿部・井野・川畑・島本*グループ

     

     

    講評を述べられる 渡邉義計 先生(獣医師)

    講評を述べられる 渡邉義計 先生(獣医師)

     すべての発表が終わった後、渡邉義計 先生が講評を述べられました。発表のレベルは年々向上しており、今回表彰を受けた3グループの発表は甲乙つけがたい素晴らしいものとのことでした。聴講した1年生たちは先輩たちを見習って、これからより良い発表を目指してくれることでしょう。

     

    〜基調講演「傷病野生動物のケア」〜 

    「傷病野生動物のケア」 広島市安佐動物公園 園長 福本幸夫 先生(医学博士)

    「傷病野生動物のケア」
    広島市安佐動物公園 園長 福本幸夫 先生(医学博士)

     基調講演では、広島市安佐動物公園 園長の福本幸夫 先生(医学博士)を講師にお迎えし、「傷病野生動物のケア」の演題で講演をしていただきました。野生動物の傷病原因は様々であり、原因を究明して治療した動物を野生に復帰させた時のお話はとても感動的で貴重な講演内容でした。
     福本先生、お忙しい中、どうもありがとうございました。

     

    〜平成20年度 卒業研究合同発表会&基調講演 プログラム〜


    午前の部

      1. ウサギ天然孔周囲の細菌糞と接触後の手洗い効果
      2. 歯周病における口内衛生の重要さ
      3. 被災動物を救うために
      4. 水電気分解によるオゾンの消毒効果
      5. 犬の社会化期と問題行動
      6. 犬の老化のサインと健康管理
      7. 基調講演「傷病野生動物のケア」 広島市安佐動物公園 園長 福本幸夫 先生

     

    午後の部

      8. ベタの繁殖とできれば混泳できるベタ作り (アクアリウム学科1年)
      9. 学校飼育動物の現状とよりよいウサギの保定
    10. 聴導犬の現状と私たちに出来ること
    11. 狂犬病の世界の現状と日本の対策
    12. サワラの人工飼料開発〜好適環境水による孵化試験〜 (アクアリウム学科2年)
    13. 熊の出没からみた身近な野生動物の絶滅の危機
    14. 犬の肥満における食餌と問題点
    15. 犬の白内障の看護と日常生活
    16. 焼成牡蠣殻の殺菌 (アクアリウム学科1年、動物系総合学科研究科 合同発表)
    17. 外来生物の被害と対応について
    18. 動物医療の現状と問題点
    19. 犬の椎間板ヘルニアのリハビリ法
    20. 鳥インフルエンザの人・動物への感染と対応


    講評および表彰式

     

  • 自由研究・卒業研究発表会&第4回ミニシンポジウム

    自由研究・卒業研究発表&第4回ミニシンポジウム

    自由研究・卒業研究発表&第4回ミニシンポジウム

     アクアリウム学科の1・2年生および研究科生が本校の第4校舎4202講義室にて自由研究・卒業研究発表を行いました。また、10日(火)には2名の講師をお招きしてミニシンポジウムを開催しました。発表会とミニシンポジウムは研究科3名の学生により企画運営されました。

     

    〜自由研究・卒業研究発表会〜

    「ベタの繁殖とできれば混泳できるベタ作り」 1年生 平尾君 「サワラの人工飼料開発〜好適環境水によるふ化試験〜」 2年生 伊藤・東村グループ

    「ベタの繁殖とできれば混泳できるベタ作り」

    アクアリウム学科1年 平尾君

    「サワラの人工飼料開発〜好適環境水によるふ化試験〜」

    アクアリウム学科2年 伊藤・東村グループ

     発表会は一課題10分で発表し、5分間の質疑応答があります。1年生はパソコンの授業で学んだパワーポイントを駆使しての自由研究発表です。平尾君が飼育に苦労したベタの飼育について説明しています。繁殖に失敗してもしっかり問題点を整理しているなー! 2年生は卒業研究の発表です。写真は高得点を得た伊藤・東村君の発表です。審査は研究内容と表現方法について教員と学生による10点満点の平均点で評価されます。上位3名は岡山理科大学で行われる動物看護学科との合同発表会に招待される予定です。

     

     集計結果は以下の通りでした。
    1位 「焼成カキ殻による殺菌」 鹿児島**・島本・川畑・井野・阿部*グループ(動物系総合学科研究科**、アクアリウム学科1年*)
    2位 「LEDを使った植物プランクトンの培養?」 佐々木・山内**・山枡*グループ(アクアリウム学科2年**、1年*)
    3位 「サワラの人工飼料開発〜好適環境水によるふ化試験〜」 伊藤・東村グループ(アクアリウム学科2年)
    4位 「ベタの繁殖とできれば混泳できるベタ作り」 平尾君(アクアリウム学科1年)

     

    〜第4回ミニシンポジウム〜

    (独)水産総合研究センター・屋島栽培漁業センター 場長 山本先生 日本獣医生命科学大学 教授(農学博士) 畑井先生

    「循環ろ過による海水魚の飼育」

    (独)水産総合研究センター・屋島栽培漁業センター 場長

    山本義久 先生

    「熱帯魚にみられる興味ある病気について」

    日本獣医生命科学大学 教授(農学博士)

    畑井善司雄 先生


     まず最初に、水産総合研究センター・屋島栽培漁業センターの山本場長に「循環ろ過による海水魚の飼育」と題して講演をしていただきました。食糧問題から食育について幅広い内容のお話でした。もちろん最新のろ過装置についても。次に、日本獣医生命科学大学 教授(農学博士) 畑井先生に「熱帯魚にみられる興味ある病気について」と題して講演をしていただきました。真菌について世界的に有名な先生ですが、観賞魚も大好きな先生です。


     学外者、卒業生などの参加者もあり、活発な質疑が行われました。 
     講演者のお二人と今回参加していただいたアクア関係者の皆様ありがとうございました。

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あしあと